ぎっくり腰
こんにちは!副院長の福原です。
今日は最近腰の調子が良いとおっしゃってたにも関わらず突如ぎっくり腰になってしまった40代男性の症例です。
見させて頂くと、一見普通に動けるのですが、座ったり寝てしまうと動けなってしまう。
実際ベッドに寝て頂くと寝返りするだけど数分かかってしまうし、基本動かせない。
ぎっくり腰の状態だと基本骨盤が離開(開いている)している状態に一時的になっており、骨盤の安定が悪い状態になっています。
なので、まずは開いてる骨盤を締めて安定させていきました。これだけで痛みはあるものの動きはでてきたので、そのまま頭蓋骨や足首等、骨盤に関係するところから腰にアプローチし、この日は帰っていただきました。
本日一週間ぶりにいらしたら、二日目まで痛かったけど三日目から良くなってきたとのこと。
実際に動いて頂いても一週間前と同じ人と思えないくらい普通に動いていて僕が驚かされました。
前回は動かせなかったので見れなかったところを見ていくと腎臓の位置がかなり下がっていて骨盤と肩甲骨に影響してました。
最近温度の変化が激しいですよね。こういう時は腎臓が体温調節機能を働かせて外界とバランスをとろうとするので、いつもより腎臓に疲労がたまります。そういった問題が今回のようなぎっくり腰につながる事は珍しくありません。
この方は痛みがなかったものの身体には疲労が蓄積されてたんですね。痛くないから大丈夫というのは正しい判断ではありません。予防に勝る医療なしというくらい予防は大事です。
寝ても疲れが取れない、むくむ、冷え、食欲がない。これらも立派な身体からのSOSです。
身体からのサインに敏感になっていきましょう!